最も重要視しているのが 衛生面と安全性 です。
ドクターや医療関係者の協力のもとに衛生指導を行っております。ドミナは定期的に健康診断を受けております。
安全性とリンクするのがプレイスキルです。スキル向上も重要視しております。
鞭や蝋燭、縛りに吊り、首輪にハイヒール・・・SM プレイで連想するものは人其々でしょう。しかし、これらはコミュニケーションの手段でしかありません。安全性を重視したスキルの向上に努めながらも、スキルや道具に振回されないことも意識しております。
フェチプレイ、女装プレイにも興味の深いドミナが在籍しております。フェティシズムの深い理解に努めている最中です。
力量の及ばぬセッションに関してはドミナの判断により、ご予約をお断りする場合もあります。
特殊プレイの希望のM男性は事前にお問い合わせ下さい。
*M男性と表記しておりますが、M女性の入会も大歓迎です。
All texts bv Rie Asagiri † La Siora Producer
BDSM と言うと「痛い・熱い」を連想なさる方は多いですね。初心者であれば、恐ろしさや緊張も尚更でしょう。確かに「痛い・熱い」内容も含まれていますが、それが全てではありません。
鞭や蝋燭の切り取りだけがBDSMだと誤解なさらないでね。
ドミナが一方的にあなたの願望や経験を無視して、プレイを進行することはあり得ません。
恐い経験により プレイから遠ざかっていらしたM男性、M性感経験はあるけれど SMクラブに初挑戦したいM男性、最初から奴隷として扱われることに抵抗があるM男性、ドミナにご相談下さい。
La Siora のコンセプト『 ドミネーション&コミュニケーションBDSM 』に基づき、ドミナもM男性も50 づつで始めましょう。
しかし、コミュニケーションと申し上げても簡単ではありません。スムーズなコミュニケーションの為に、以下の工夫を致しております。
◆ セッション前に5 〜 10分のトーキングタイムをご用意
◆ ご入会手時のクエスチョネアーのご記入
クエスチョネアーはオーダーシートではありません。あなたを知る為の「お話の素」であり、カルテの要素を兼ねたものです。
最初に、お話によるコミュニケーションを重要視しております。NG プレイや願望、経験をドミナにお話下さい。
クエスチョネアーのご記入がご面倒、避けたい、お話を省いてセッション開始希望のM男性は、予約時にお申し付け下さい。
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1997年。冬と春の狭間。水の都、ベネチアにて。
◆◆◆
暑く、寝苦しい夜だった。
奴隷“犬吉”に窓を開けておくよう命じたのに閉まったまま。困ったものね、と窓を開けた。
広がる闇。目が慣れたら群青に移ろい、浮かび上がる教会のシルエット。運河、水面の光、静寂。改めて、ベネチアだぁ!と感動した。
時計の針は午前2時。ベッドへ戻ると同時にノック。こんな夜中に?とドアを開けたが誰もいない。ベッドに戻ったら再びノック。でも、誰もいない。
酔っ払いの悪戯に違いないと、ドアの前で張り込むことにした。“犬吉”ももうひとりのドミナRちゃんも深い眠りの中、私が捕まえてやる!と意気込んで。ノックだっ!と同時にドアを開けた。
赤い絨毯の続く廊下を見渡したけれど、人影が見当たらない。隠れているに違いないと調べたけれど、誰もいない。こんなことが何度も繰り返されたので、さすがに気味悪くなった。犯人探しは無駄だと思い、目は冴えてしまったけれど、無理矢理眠ろうと試みた。
暫くすると、“犬吉”が呻き声をあげ始めた。苦しそうにびっしょり汗をかいて、大きな声をあげている。突然、Rちゃんが上体を起こした。「“犬吉”うるさいよね?」と声をかけたけど返事はない。寝ぼけているのかボ〜ッと座ったまま。暫くして再び横になってしまった。何かにとりつかれているみたい・・・やだなぁ。
その時、部屋の空気が一変、黒い霧に覆われた。壁の中から声がして、中から男女が歩いて来た!ベネチアのお土産物屋によくある、昔の洋服を着て、壁の中から浮かび出たかのように現れた。
裾の膨らんだドレスのご婦人、織柄素材のジャケット、同素材の帽子の紳士。ご婦人は扇を手に、笑いながら歩いている。紳士も彼女を見つめながら微笑んでいる。楽しそうにお話をしながら、一方の壁の中へ消えて行った。昔の身分の高い方々なのだろうか?優雅な雰囲気に包まれており、不思議と恐怖は感じなかった。
次に、空気が重くなった。先ほどの壁から、次の来客が来るようだ。
真っ白の仮面に真紅のマントを着た人が、ゆっくり、ゆっくり歩いて来る。お土産物屋の絵葉書に必ずあるマスカレードの光景。あの仮面とマントの人と同じ。先ほどのご婦人と紳士は軽快な足どりだったけれど、仮面の人は重く、ゆっくりと歩いてゆく。かなりの時間をかけて反対側の壁に到達し、その中に消えていった。
その時に微かな音がしたので、耳を澄ませた。その音は少しづつ大きくなってゆき、はっきりと聞き取れた。
「・・・ショーラ・・・ラ・シオラ」
その言葉がどうしても気になって、忘れないようにメモを取った。結局、一睡も出来ぬまま朝を迎えた。
ベネチアで生まれ育った友人が観光案内の為に迎えにきた。私は昨夜のメモを手に、ラ・シオラの意味を尋ねてみた。
「ラ・シオラ?どうしてそんな言葉知ってるの?
辞書にないイタリア語だし、知っているイタリア人も少ないよ。昔のベネチアの方言なんだ。」
私はどうせ信じてくれないだとうと思いながら、昨夜の話をした。こういった現象はベネチアでは珍しくないと彼。
「リエ、おめでとう!凄いね!ベネチアに認められたんだよ!本当の女王様。(笑)
「・・・なんで?」
「その意味はね、権威ある女性に敬いを込めて呼びかける言葉なんだ。英語で言うと、ザ・ミストレスかな。」
◆◆◆
いづれ滅びゆく、水の上の蜃気楼の街、ベネチア。いにしえの、見知らぬ人からの贈り物、時代を超えた言葉。
〜 La Siora 〜
La Siora のコンセプト
ドミネーション&コミュニケーション BDSM
B = Bondage (拘束)
D = Discipline (躾・調教)
S = Sadism (サド) or Submission (服従)
M = Masochism (マゾ) or Manipulation (操作)
こういった言葉を耳にすると恐ろしげに感じますか?でも、恐れないで下さい。私たちドミナは痛みと苦痛を与えることに目標をおいているわけではありません。
BDSMに定義はありません。他人のBDSM 観を否定するなんて滑稽なこと。間違いなどないし、多様だから深いのです。
La Siora のコンセプトに基づき、記してゆきます。お店の選択にお役立て下さい。
BDSM とは、本来は不特定多数を対象にするものではないし、ましてやビジネスとして行うものではないでしょう。
では、プロのドミナはどうすればよいのでしょう?私自身がその難しさに悩んだこともあります。
ひたすらポリシーを貫くスタイル、マゾヒストというお客様の要望に応えるスタイル・・・タイプが違うだけで、どちらも立派なプロです。
しかし、 La Siora のBDSMは そのどちらでもありません。
ドミナも50 スレイブも50 お互いが 50 づつでスタートするBDSM 。完全支配を成したいなら、積重ねて作ってゆけばいい。
最初は50 と 50。
あなたは最初から完全支配を望むマゾヒストかもしれません。ドミナも己が100 のBDSMをしたいかもしれません。しかし、最初は50 を意識してみて下さい。過程を飛び越えた完成形ほど脆いものはありません。
50 , 60 , 70 ・・・過程を踏まえて下さい。その過程に浪漫、物語、実感、確信・・・多くのよろこびがあるのではないでしょうか?
それがラ・シオラの目標とするBDSMです。BDSM を人間関係のひとつ、コミュニケーションの手段だと考えております。
All texts bv Rie Asagiri † La Siora Producer
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