domina interview
世界のBDSMシーンの取材にも飛び回る行動力大の才色兼備ライター、マイさん。
彼女がシオラーズを解体するコーナーです。
さぁ、何が出てくるのかお楽しみ!
第3回は・・・この方です!
『早くも第3回を迎えた「マイのドミナ解体新書」。今回のゲストは神秘的な雰囲気を漂わせながらも、隣のお姉さん的な親しみやすさもある彩月女王様です。

ではまず、彩月さんがSMに興味を持ったきっかけから伺ってよろしいでしょうか?

「きっかけというようなはっきりしたものは特にないんですが、もともと近所の男の子や弟をいじめるのが好きな女の子だったんですよ。校舎の裏に呼び出して……」

カツアゲですか?(笑)

「いえいえ(笑)。私は金的責めが好きなんですけど、当時から電気アンマとかやっていましたね。まぁ、電気アンマじゃなくても、何かしらイタズラをするというのがすごく好きでした。

当時はそういうことをしたいという気持ち=SMだという自覚はまったくなかったんですが、大人になってやっと、『あぁ、あれはそういうことだったんだ』というのがわかって。それで、成人してから、自分でSMサイトを作ってみたんです」

どのようなサイトだったんですか?

「S女とM男の出会いの場みたいなサイトでしたね。最初は掲示板を2つ、3つ置いているだけの小さなサイトだったんですが、インターネット文化自体がまだ今ほど発達していなかったことと、そんな中で本物のS女が運営しているというサイトが他になかったということで、自然にどんどん大きくなっていって」

じゃあ、最終的にはわりと大規模なサイトになったんですね。

「ですね。いくつも掲示板ができて、書き込みも増えて。ピンク色を基調にしたデザインだったので、親しみやすさを感じてもらえたのもあるのかもしれません」

ピンク色の掲示板型サイト!? 私、たぶんそこを利用したことあります。まさかあれ、彩月さんのサイトだったとは!! びっくりです。

「あはは、偶然ですね」

じゃあ最初のプレイは、そのサイトを通して知り合った人と?

「ではなくて、その前段階ですね。サイトを作るときに、やり方がよくわからなかったので、そのとき勤めていた会社のエンジニアに聞いたんです。

どんなサイトを作るの? と聞かれたときに、どうせならはっきり言っておいたほうが的確なアドバイスをもらえるだろうと内容を話してみたら、『じつは僕も……』とカミングアウトされまして、それからその人とプレイをするようになりました。

当時はお付き合いしている人がいたし、彼にも婚約者がいたので、本当にプレイだけの関係でしたけど」

じゃあ、ある程度プライベートで楽しめる環境にはいたんですよね。それが、仕事として始めてみたいと思われたのはどうしてでしょうか?

「サイトがどんどん大きくなるにつれて、オンライン上でいろんな変態さんと交流するようになったんです。

自分がS女ということを公表していたので、プレイ写真を送ってくる人も多かったんですが、局部を針で貫いていたりだとか、当時の私としては衝撃的なものがたくさんあって。

そういったものを見たり、そこに至るまでの話を聞いたりしているうちに、彼らと実際に会ってみたくなったんです。

それで週末だけSMクラブに勤めてみることにしました。それが、今もシオラと同時在籍しているスィートスメルです」

プライベートから仕事にしたことで、何かギャップや違和感を感じたりはしませんでした?

「それはないですね。趣味と実益が兼ねられて楽しいと素直に思っていました。私が行動するときの基準って常に、面白いか面白くないかなんですが、わりとプライベートに近い感覚で、面白いなぁと思えましたね。面白くなかったら、違和感を感じて苦しんだりする前に、辞めていたかもしれません(笑)。ただ、それも2年ぐらいやっていたら、さすがに少し疲れてきて……気分屋なんで、あぁ今はやりたくないな、と思うと、急に疲れが押し寄せてきちゃうんです。

それでしばらくお休みしていたら、またやりたいという気持ちが戻ってきたんですが、そのときに、今度はそれまで以上に本格的にやってみたいと思って、シオラの門を叩かせていただいたんです」

シオラのどういったところに魅力を感じたんですか?

「やっぱり、本格的でハードというイメージがあったので……。鞭だとか縛りだとか、技術的な部分もしっかり学んでみたいと思ったんです」

そして今に至る、ということですね。今もやっていらっしゃるということは、彩月さんにとってシオラは十分に「面白い」場所だったわけですね。ところで彩月さんの言う「面白い」というのは、どういう状況のことを表すのでしょう?

「うーん、いろんな面白さがありますが、共通して言えているのは、いろんな意味での『発展性がある』という事かもしれません。

(後半へ続く)

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